料理が上手くなるには『段取り』も重要!
本日は料理が上手くなりたいと思っているあなたへ、料理上達のための方法を1つ解説していきます。
料理の段取りを良くするとは、やる事を組み替えて効率よく作業するということです。
私は15年ほど調理の現場で働いていましたが、実際の調理と同じくらい『段取り』も重要でした。段取りが悪いと生産性が落ち、業務中に新しい知識を吸収する余地が生まれません。
逆に段取りが良いと余裕が生まれ、どんどん新しい技術を習得できて創造性も広がり、周りのサポートまでこなせるようになります。
家での料理は現場のそれとは全く違いますが、段取り良く料理をすることは料理の現場より重要です。
なにせ便利な調理器具や、十数秒で終わる巨大食洗機、仕事がしやすい広い調理台、プロの料理人の強力なサポート、注文しておけば朝食材が届くことなど、一切がないですから...。
子供がいればさらにやる事が制限されます。
料理の段取りを良くすると、料理上達へより近づきやすくなる
この記事を読んで、あなたが少しでも素敵な料理ライフを送れるようになっていただければ幸いです。
それではいってみましょう!
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レシピ、テクニック、豆知識、その他お料理に関するお役立ち情報です。基本毎週更新なので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
■料理の段取りを良くする方法
家庭での料理を段取りよくするにはこちら。
◎時間がかかるものは最初にやる
◎基本、野菜から調理して肉や魚は後で
◎同時作業を意識する
◎基本は弱火
◎同じ作業はまとめてやる
◎常に効率よくやる意識を持つ
◎買い出しは食材宅配サービスも利用する
◎乾物や調味料系は大容量のものを揃える
これらの多くはレストランでも実践していたことですが、家庭での料理にも超活かせます。
では深掘りしていきます!
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①便利なキッチンツールを揃える
料理を始める前にまずはここから。
便利なキッチンツールを使って手間を省きましょう。綺麗なみじん切りにこだわるのは調理の現場では必要ですが、家では必要ありません。
家では時短にこだわるべきです。
絶対にあった方がいいキッチンツール2つをご紹介。
●みじん切りやペーストが簡単に早くできるハンドブレンダー
これでわずらわしいみじん切りとはおさらばです。ハンバーグに入れるみじん切りお野菜も数秒でできます。ペーストやドレッシングも簡単に。
BRAUN マルチクイック 9 ハンドブレンダー MQ MQ9035X
●サビに強く長切れするステンレス包丁(銀紙3号鋼)
女性でも扱いやすい21cmの長さの、どんなシーンでも使いやすい牛刀(ぎゅうとう)包丁。切れる包丁を持っていると早く料理を終わらせられます。
▶︎『【料理が捗る】プロが超おすすめするキッチンツール【性能重視】』
②時間がかかるものは最初にやる
これからあなたが作るお料理を思い浮かべてください。その工程の中から、時間がかかるものを先にやっておこうという話です。
例えばそれが唐揚げなら、お肉にあらかじめ味付けをしてから他の作業をします。お肉に塩が浸透する間、他の作業を行えますので時間を有効利用できます。
例えばお野菜を茹でてサラダにするなら、あらかじめ茹でて冷ましておきます。その間に他の事をやります。
例えばキーマカレーを作るなら、香味野菜を最初にハンドブレンダーでみじん切りにして、鍋に入れて弱火で放置しておきます。弱火にして火にかけておけば、他の事がやれます。
全部の作業をその都度100%やらなくて大丈夫。
放置できる作業を取り入れながらやると同時作業になって効率が良いですよ٩( 'ω' )و
③基本、野菜から調理して肉や魚は後で
お刺身や生の肉を切った後のまな板で、サラダのお野菜を切る......なんてことはしていませんよね?食中毒の危険性があります。
先に生のお肉やお魚を切ってしまうとまな板を都度洗う手間が発生します。ですので、基本はお野菜を切ってからお肉やお魚を切るようにしましょう。下処理などしておく必要がある場合は当てはまりませんが。
要は手間をできるだけ減らす工夫をしましょうね、ということです。
話が少し飛びますが、揚げ物も最初はお野菜から揚げていき、次にお肉やお魚を揚げます。なぜなら動物性の食材を揚げると油が汚れてしまうから。
当然油が綺麗なほど揚げ物は美味しいので、お野菜→お肉やお魚という順番になる訳です。
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④同時作業を意識する
②の『時間がかかるものは最初にやる』ところと少し被るのですが、放置しながら進められる『炒める』、『煮る』、『ローストする』、『茹でる』などの作業は、できる範囲で同時に作業すると効率が良いです。
ある程度放置ができる作業は同時にやりましょう。
何か一つの事しかしていない時間を作らないようにする、といった方がよいかもしれません。
例えばこんな感じで。
②お野菜に火が通る間に天ぷら用の具材を切り、衣を作る。加えてお米を火にかける。
③お野菜に火が通ったら火を止め、味噌を入れる。洗い物をしながら揚げ物用の油を弱火で温め、お米が炊き上がる15分前に天ぷらを揚げ始める。
④天ぷらを揚げ終わるとお米が炊けるので、豚汁に入れた味噌を溶いて軽く温める。
⑤豚汁が温まるあいだにご飯と天ぷらを盛り付け、最後に温まった豚汁をついで完成。
⑤基本は弱火
調理の現場でも強火はポイントでしか使いません。なぜなら強火にすると調理が早く進むから。フライパンや鍋から手が離せなくなるんですよね。
お湯を素早く沸かしたいとき、強火でサッと具材を炒めてすぐ提供したいとき、ソースを素早く温めたいときなどは重宝しますが、その他は弱火〜中火が多いです。
家で同時作業を多くして、効率重視で料理をするなら基本は弱火でやるようにしてみましょう。
⑥同じ作業はまとめてやる
単純に料理のシーンごとに作業を進めると2度手間どころではなく、5度手間界の帝王になってしまいます。
例えば今日の夕飯が『サラダ、青菜のお浸し、肉じゃが、ご飯、お味噌汁』であれば、お野菜を洗う作業、お野菜を切る作業は全部分一気にやりましょうということです。
これは1人の作業の時も複数人での作業の時も一緒です。
盛り付けるならみんなでまとめて盛り付ける、包むなら作業台に並べて一斉に包む、カットするならまとめてカットする、という風に作業をまとめると時間効率が良いですよ♪
⑦常に効率よくやる意識を持つ
これまで挙げた作業効率のための方法は一つの例にすぎません。家での料理も職場での仕事も同じです。ただ何も考えずに仕事をするだけでは全く生産性が上がりません。
効率よく料理をしようと意識を持つだけでも変わってきます。
まずは自分のできる範囲で効率よく料理を進めていってみてください。
⑧買い出しは宅配サービスも利用する
今日は何を作ろうかな〜♪と市場やスーパーを見周るのも楽しいですが、あまり買い物に時間をかけるのももったいないです。
女性は家族分の大量の食材を運ぶのも大変なので、できれば定期的に食材を届けてくれるサービスを利用しましょう。
私の場合、本当に美味しいお野菜を届けてくれる坂ノ途中、全国の美味しい食材を個別に大量購入できる食べチョク、調味料や日用品まで買えるをオイシックスをバランスよく利用しています。
隔週やひと月に一度届くように設定してうまく使い分けると大変便利です。買い物に行く手間と、スーパーで何を買うか迷う時間が減ったので時間の余裕がかなり生まれました。
どうせお金をかけるなら安心・安全な食材がよいので、私はオーガニックの宅配サービスをオススメしています。
⑨乾物や調味料系は大容量のものを揃える
私がよく料理で使うものとして、ブラックペッパー、純米酢、炒め用の米油、オリーブオイル、パスタなどは大容量のものを買っています。
スーパーでちまちま買い揃えていると手間と時間がもったいないので、よく使うものはネットなどで大容量のものを購入しちゃいましょう。その方がコスパも良いです。
あなたが料理でよく使うものが出てきたら、思い切って大容量のものも検討してみてください。
●ブラックペッパー粒 500g
●有機純米酢 老梅 1.8L
●三和 まいにちのこめ油 1.5L
スーパーに置いてある油は化学溶剤で抽出した油が多いですが、この米油は圧搾法で抽出された油なので安心です。パスタソース以外の油は全てこれを使っています。
●アリサン チュニジア産 EXVオリーブオイル 5L
アリサン チュニジア産エキストラバージンオリーブオイル キャンセル
●バリラ スパゲッティ 1.78mm 5kg
バリラ スパゲッティ No.5 (1.78mm)(正規輸入品)(5kg)
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■料理の段取り以外の上達方法は?
はい、料理が上手くなるには段取りに加えて調理自体ももちろん勉強する必要があります。
最初は好きな料理をレシピ通りに作るのを徹底しましょう。
そしてある程度料理が美味しく作れるようになると、やはり料理の『基礎』を勉強するのが大事になってきます。
料理上達のための具体的な勉強方法は
にて詳しく解説していますので、よろしければあわせてご覧になってみてください。
■まとめ
料理の段取りで特に大事なのは、
◎時間がかかるものは先に始める
◎一つの事しかしていない時間を作らない
◎常に効率よく進める意識を持つ
です。家での料理は下準備・段取り決め・効率が大事。
まずはこれらを意識しながら進めてみてください。
全部丁寧にやっていると数時間余裕で使っちゃいます。段取りよく進め、余った時間を有意義に使いましょう!(*⁰▿⁰* )そうするとより早く料理上達へ近づけます!
最後までご覧いただきありがとうございました。参考になれば幸いです。あなたの料理ライフがより良いものになりますように。
それではまた!
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