こんにちは。
神奈川県藤沢市にあるオーガニック料理教室、Organic Relife講師の櫛山です。
さて本日は『ローズマリー』に焦点を当てていきます。
ローズマリーはスーパーには必ずと言って良いほど置いていますよね。何となくお肉に使うイメージが強いですが、実際どう使うのが良いか皆さんご存知でしょうか?
この記事では調理技法毎にまとめてみました。今までハーブの使い方についてはボヤけたイメージしかなかったのが、具体的に理解できて料理に使えるようになると思います。
よろしければ今晩の調理の参考にしてみてください♪
それではいってみましょう!
ブログでは料理についての様々な情報を公開しております。
家で比較的簡単に実行できて、楽しくなる料理のアイデアです。
ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
スポンサードリンク
■料理のプロが教えるローズマリーの効果と使い方

これからローズマリーについて詳しく見ていきます。
別記事でハーブとスパイス全般の使い方を『料理のプロが教えるハーブやスパイスを使うタイミング』の記事にてまとめておりますので、合わせてご覧ください。
名称
ローズマリー
原産地
地中海沿岸地方
科名/属名
シソ科 / マンネンロウ属(ロスマリヌス属)
栄養/成分
ポリフェノールの一種であるカルシノン酸、ロズマリン酸は強力な抗菌・抗酸化・抗炎症作用、殺菌効果を持ち、アレルギー反応を抑え、血管強化、血行促進、脳の機能や健康を維持する働きがあります。
美肌に効果的なビタミンA・ビタミンC、代謝促進のB群、必須ミネラル群も含まれます。
用途
牛・豚・鶏・羊肉、マグロなどのステーキによく合います。野菜料理、煮込物、スープ、ソースなどにも合い、ブーケガルニなどには欠かせません。魚よりは肉系に合わせる事が多いです。使う時は軽く水洗いして使います。
保存
水洗いした後キッチンペーパーで水気を軽く拭き取り、くしゃくしゃにしたラップで軽く包んで冷蔵庫保存します。水気が多いとカビが生えてしまいます。
■熱を加える ローズマリー編
・炒める
そのまま具材と炒めます。茎が硬い場合は葉をしごいて入れます。
オイルに香りが移りやすいので、オイルと一緒に弱火で温めて香りを出したりします。
とにかく一番簡単に使う方法が炒める事です。迷ったら葉っぱをちぎって炒め物に混ぜちゃいましょう!
・焼く(直火・炭火・炙る・ロースト・グリル・煎る)
オーブンにお肉・お野菜と一緒に入れてローストします。
食材をアルミホイルに包み、ローズマリーと一緒に包み焼きしたりもします。
フライパンでソテーする時、グリルパンでグリルする時、食材の上に乗せて香りを移します。
・揚げる
具材を揚げる時ローズマリーを一緒に投入。具材にほんのり香りが移ります。 色付きが早いので早めに取り出します。 葉を刻んで揚げた具材と混ぜ合わせるとローズマリーの香りUP! フライドポテトなどが美味しい。
・煮る
スープや煮込み料理に茎ごと入れます。 香りが強いのでたくさん入れると素材の香りまで隠してしまうので注意。
・蒸す
食材の上にローズマリーを一本置いてそのまま蒸す。 蒸し湯に清酒、ローズマリーなどを入れてもよい。 ハーブの香りで蒸し上げると美味。
・燻す
ローズマリーと一緒に食材を燻すと香りが移ってよい。
・茹でる
食材を霜降り、下茹でする際にローズマリーを加えると臭み消しに使えます。
・漬ける
↑画像は豆鯵と温州蜜柑のエスカベッシュ。
ピクルスやエスカベッシュを作る際に入れてもOK。
漬ける液には色んなスパイスとハーブを加えて楽しみます。
・その他
ブーケガルニの材料として。
葉を細かく刻んで焼き菓子の生地に混ぜて焼くなど。
ブーケガルニに関して、ブーケガルニとは?料理への使い方の1例の記事でまとめております。よろしければご参照ください。
スポンサードリンク
■熱を加えない ローズマリー編
・マリネ
主にお肉の臭み消しとして一本、又は葉っぱを食材と混ぜ合わせておく。
マリネ:例えばオリーブオイル・塩・ハーブ・スパイス・具材
漬けたハーブはそのまま火を通してもよい。
いろんなハーブを刻んでお肉に擦り込む。
・漬ける
オイルやビネガーに数日漬けて香りを移す。漬けたものは早めに使い切る。
ピクルスなど。
・和える
例えば火を加えた料理とフレッシュなローズマリーを合わせたり、刻んだ葉っぱを冷たいソースなどに和えたりします。ハーブマヨネーズ、ハーブバターなど。
・飾り付けとして
そのまま、又はちぎって小さくして飾り付けとして使う。
お花も飾り付けとして使うと可愛い。
・その他
刻んだローズマリーの葉っぱを天然塩と混ぜて、ローズマリー塩など。
ハーブ酒にも。
■牛ランプ肉と赤ワインソース
インスタグラムからの転載になりますが、お家で簡単にできる『牛ランプのステーキと赤ワインのソース』作り方の動画をご紹介します。
長いので聞き流しながら再生してみてください(^^;;
動画では
・ガーリックチップ
・お肉の味付け
・焼き方と余熱
・ブルーベリーと赤ワインのソース
について解説しております。
スポンサードリンク
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
ローズマリーを使ってきた感想としては、
香り:フレッシュ>ドライ
飾り付けや新鮮で清々しい香りが欲しい時:フレッシュ
マリネや鋭い香りが追加で欲しい時(煮込みなど):ドライ又はフレッシュ
香りのニュアンスが違うので、色々試してお好みで使ってみてください♪
お肉で良く使われる場面がありますが、パンチが欲しい時などはお魚料理でも使います。お野菜炒めなどにも混ぜて使っても良いです。
お庭でも簡単に育てられますので余ったらお風呂に浮かべて香りを楽しむのも面白いと思います(^^)/
とにかく体への良い効果が強力なので、積極的に自由に使う事をお勧めしたいハーブです。是非是非、お試し頂けたらと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように♪
共有 :
↓↓ Follow me ! ↓↓
SNSにて、料理に関する役立つ知識や日々感じた事、ブログ運営について情報発信しています。
この度はホームページにお越し頂き誠にありがとうございます。
御用の方は下記の欄に必要事項を記入の上、メッセージをお送りください。