料理のプロが教えるオレガノの効果と使い方

器に盛られた生と乾燥のオレガノ

本日は『オレガノ』についてご紹介していきます。

オレガノ、皆さんはご存じですか?

スーパーではドライタイプのオレガノが必ずと言っていいほど置かれていますね。個人的にはローズマリーやタイムと同じくらい使いやすく、香りが良いハーブです。

私はよくサラダに葉っぱ入れて食べています。オレガノはハーブ初心者さんでも使いやすいのでオススメです。

この記事を読むとオレガノの使い方の苦手意識が減り、お料理の幅が一段広がりますのでぜひ参考にしてみてください٩( 'ω' )و


それではいってみましょう!

ブログでは料理についての様々な情報を公開しております。

家で比較的簡単に実行できて、楽しくなる料理のアイデアです。

ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪

器に盛られた生と乾燥のオレガノ

オレガノの効果

名称
オレガノ(又はワイルドマジョラム)

原産地
ヨーロッパ北部

科名/属名
シソ科/ハナハッカ属

栄養/成分
抗真菌・抗ウィルス・抗酸化・胃腸調整・神経系の痛みの鎮静(呼吸器系・生理痛・頭痛・歯痛・筋肉の痙攣等)・強壮作用などがあります。

香り成分としてカルバクロールとチモール(微量)があり、ウィルスや細菌の増殖などに強い効果をもたらします。

ビタミンの含有量が多く、特にビタミンC・ビタミンEが多く含まれています。フレッシュなオレガノにはマンガン・鉄分・カルシウムなど他にも多くのミネラル成分も含まれ、身体の代謝機能を高めてくれます。

用途
イタリア料理でよく使われるイメージですが、アジアや南米でも広く使われるハーブです。料理の香りづけに使われ、トマトやチーズを使う料理には特に良く合います。

もちろん素材の臭みぬきにも使え、お肉のローストやサラダ・ドレッシング・ソース、又は料理の仕上げにドライオレガノをふったりします。

保存
濡れたキッチンペーパーとラップで包んで、冷蔵庫内の風が当たらない所で保管します。

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オレガノに熱を加える調理

フライパンでハーブソテーされたエビ

炒める

オイルでニンニクと合わせて炒めて香りを出します。
お肉やお魚・きのこ類などを炒める時など、香りの強いドライオレガノをかけてあげると爽やかな香りが付きます。

 

フライパンでポワレされた白身魚と飾り付けられたオレガノ

・焼く(直火・炭火・炙る・ロースト・グリル・煎る)

ドライのオレガノを素材と一緒にマリネして焼きます。パン粉に混ぜて、香草焼きとして使うのも美味しい。

 

青い鍋で作ったトマトソース

トマトソースの一つであるマリナーラソースはピザやパスタで良く使われますが、トマト・ニンニク・オリーブオイル・玉ねぎ・オレガノ・バジルが基本の構成です。

ドライオレガノは個人的にドライバジルよりもユニークなので、オレガノが入るだけで結構な存在感が出ます。

卵とも相性が良いので例えばオムレツの生地にドライオレガノを混ぜて焼き上げたりしても美味しいです。


・揚げる

揚げ物の衣にドライオレガノを混ぜて揚げます。又、揚げた食材にフレッシュやドライのオレガノを和えて香り付けします。

 

黒いスレート皿とハーブとトマトの牛すじ煮込み

・煮る

トマトソースととにかく相性が良いので、トマトを入れるタイミングでドライオレガノを入れてみてください♪他にはお野菜のポタージュ、オイル煮であるアヒージョにも入れて煮ても爽やかな香りが移ります。


・蒸す

オレガノに限った事ではないですが、包み蒸し/焼きする時にハーブを入れて蒸すと香りがつきます。魚なら白味魚系や鮭、お肉ならさっぱりな鶏肉などと一緒に蒸すと良い香りがつきます。

もちろん塩麹などと一緒にマリネしてもOKです♪


・燻す

あまり聞きませんが、燻す食材をマリネする際にフレッシュ又はドライのハーブを擦りこんだりします。


・茹でる

あまりハーブ自体を茹でて食べたりはしませんが、茹でるお湯に加えたり、茹でたものにハーブを和えたりするのはよくやります。

タコ糸で括られたハーブ達

・その他

ブーケガルニの材料として。
葉を細かく刻んで焼き菓子やパン、グリッシーニなどの生地に混ぜて焼くなど。

ブーケガルニに関して、ブーケガルニとは?料理への使い方の1例の記事でまとめております。よろしければご参照ください。

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オレガノに熱を加えない調理

 

ハーブと野菜、スパイスでマリネされたラムチョップ

・マリネ

臭みぬき・香り付けとして、主に香りが高いドライオレガノを食材とマリネします。使う量は全体に薄ーくかかったかなー位でまずはいいでしょう。香りが強いので、加減が分からない内は少なめに使ってみましょう♪

 

オイル漬けされたハーブの瓶

・漬ける

フレッシュのオレガノをオリーブオイルやビネガーに漬けてハーブの香りをつけます。温めたりはせず、出来上がった料理にかけたりドレッシングに使ったりしましょう♪

・和える

出来上がった料理にドライオレガノを和える、かける。サラダなどはフレッシュのオレガノをちぎって散らし、香りを楽しむのも良いです。

 

白いお皿に盛られたローストされたチキンとハーブ

・飾り付けとして

フレッシュのオレガノの葉をそのままお皿の上に散らして飾ります。

 

バターと合わせたハーブ

・その他

お塩と混ぜてハーブ塩、バターと混ぜてハーブバターに♪

ハーブバターに関して詳しくは『【レシピ】ハーブバター/エスカルゴバターの作り方と応用 / フェンネル&イタリアンパセリVer.』にてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください♪

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オススメのオレガノってあるの?

お近くの園芸ショップで苗が売っていますので、ぜひフレッシュのオレガノを育ててみる事をオススメします!定期的に水をあげているだけで楽に育てる事ができますよ♪


GAIAネット

GAIAについてのご紹介
GAIAネット

料理教室の食材もGAIAネットで購入しています。
GAIAはオーガニックの食材が買えるサイトで、ここは他と違い大容量のものが買えるのが嬉しい♪

有機のドライオレガノを買うならこちらがオススメ。トマト系のスープを作る時、私はドライオレガノをよく使います(*⁰▿⁰*)

オレガノの育て方

オレガノを育てる時は少しだけ注意が必要です。

鉢植えのオレガノ

関東の気候で、鉢植えの場合の育て方

  • 水やりは土が乾いたらする。週2くらい。
  • 他のハーブに比べ寒さに弱い。
  • 春〜秋の気候で一番成長する。
  • 真夏の暑さに強い。
  • 寒さに弱いので、真冬は室内保管に切り替えてもよい。
  • 寒さで成長が止まるが、春頃復活する。
  • 水さえ欠かさなければ後は基本放置でOK。
  • ナメクジの憧れの的なので梅雨時は特に注意する。

 

寒さに敏感なので特に注意してください。後は虫にさえ気をつければ放置でぐんぐん育ちます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

決まった使い方はないのですが、私はよく魚介とトマトソースを合わせる時にオレガノを持ってきます。
チーズやアンチョビなどとも相性がよく、何にでも合わせやすく使いやすいです。

フレッシュはフレッシュの良さを生かすために、生のままお料理に散らして香りを立たせます。

もちろんお肉とも相性が良いです。

ソースや煮込み系にオレガノの香りが欲しい時、臭みを覆い隠したい時などに他のハーブと合わせて使ったりします。

わかりやすく香りがつくハーブなので使いやすいと思います。ぜひ色々とお料理に使って試してみてください♪

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

あなたの料理ライフがより良いものになりますように♪

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